ホワイトニングの原理とは
日頃、私たちが口にしている食べ物や飲み物には、歯の着色につながるものがたくさんあります。しかし普段の歯磨きでは歯の着色まで取り除くことはなかなか難しいです。そこで、歯の着色が気になる方にはホワイトニングという歯を白くする治療がお勧めです。
ホワイトニングは薬剤を塗って歯を白くしていきますが、どういった原理で歯を白くすることができるのでしょうか。
ホワイトニング用薬剤の主成分には、過酸化水素と過酸化尿素が含まれています。これらは酸素と水に分解され、その際に活性酸素とフリーラジカルが発生します。それらが歯の着色を分解してくれます。
このような仕組みから、黄ばんだ歯を白くすることができるのです。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、その名の通り自宅で行うホワイトニングのことをいいます。歯科医院で歯型を取り、それを使って作ったマウスピースに薬剤を入れ、1日約2時間装着します。非常に簡単に行えるので、初心者の方でも試していただきやすいでしょう。
しかし、オフィスホワイトニングという方法があることを踏まえると、「ホームホワイトニングはあまり効果がないのでは?」と思う方も出てくるかもしれません。ですが、ホワイトニング先進国のアメリカにおいては、95%もの人々がホームホワイトニングを実施しているともいわれていますので、その効果はすでに多くの人が実感しているということになります。
当院では、ホームホワイトニングのみ行っております。
ホワイトニングの安全性
ホワイトニングに使われる薬剤の主成分の1つである過酸化水素は、厚生労働省によりホワイトニング用薬剤としての認可が下りているものです。また、過酸化水素によって歯が脆くなるといった心配はないことも証明されています。
そしてホワイトニング用薬剤に使用される過酸化水素は、食品添加物にも使用されるレベルのものですから、薬剤や治療の安全性についてはご安心いただけます。
ホワイトニングの料金
治療期間 | 2〜3週間 |
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費用 | 上下で約55,000円(税込) |
補足 | 歯がしみたり、時間が経つと再度着色することがあります。 |